前回は、トライアスロンのスイムパートで着用する、ウェットスーツを例に「オーダーメイド」について話しましたが、最近日本でもツルシ(こんな言葉は若い皆さんは使わないですよね。 いわゆる大量生産の既製服のことです。)のウェットスーツが徐々にでてきました。 サイズはSSぐらいからXLぐらいまで。 今年の夏に着用する機会があったので、試泳をしてみたのですが、これが実に良いオルカという海外ブランドものですが、私のオーダーで購入したものと、なんら遜色はありませんでした。既製のものでも、自分にあうものがあるのだと実感したというわけです。 ウェットスーツの素材で現在主流となっているのが、SCS(スーパーコンポジットスキン)といわれるものです。 これは、発砲ゴムの一種なのですが、とても軽く伸縮性に富み、水の中では人間の肌より抵抗値が小さいということが分かっています。 この素材単体でのウェットスーツもあるのですが、私はジャージー素材が裏地としてついているものを愛用しています。 SCSという素材は極限まで性能を追求した素材ですから、耐久性に難があります。極端な場合、泳いでいる際に裂けて、バラバラになってしまうこともあるのです。 その点、裏地にジャージー素材がついていると、フィット感が損なわれますが、ゴムが裂けることがあっても、バラバラになることはありません。 このSCSという発砲ゴム素材、普通の衣服と違い接着工法で作られているのです。 この冬、ウェットスーツの工場に見学にいく予定です。 そしたら、アッと驚く製造工程をご紹介します。 PS.2月5日開催予定の「二葉ファッションフェスティバル」に向けて、学生たちは冬休み返上で自主登校しています。風邪に気をつけてガンバレ~
by ffashion
| 2005-12-19 00:00
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