トライアスロンにおけるドラフティングレース

 トライアスロンのエリート選手が出場するレースでは、バイク走行時にドラフティング
が許可されています。ドラフティングとは、前の選手の後ろにピッタリとついて走行する
ことにより空気抵抗の軽減を図るというものです。そんなに違いがあるのかと思われるで
しょうが、時速40キロオーバーで走るエリート選手の場合、ドラフティングを行うこと
により楽にスピードを維持することができる訳です。よくよく考えてみれば、少しばかり
セコイ!!という感は否めませんが・・・・
 では、なぜエリート選手だけドラフティングが許可されているかと申しますと、大きく
は2つの理由があるかと思われます。1つは、実力が拮抗しているトップ選手同士の場合
スピード域が同じなので、意図しなくても周りの選手と一緒になってしまう、つまりドラ
フティング状態になってしまう訳です。これには、レース会場における道路事情も絡んで
きます。日本の場合、海外のように道幅が広い道路はそうそうありません。ですから、他
の選手から離れようと思っても離れる場所がないのです。もうひとつは、オリンピックを
視野に入れた競技時間の短縮ということがあります。ショートといわれる距離のレースで
も、トップ選手で2時間弱の時間がかかります。これは、トライアスロンという競技を普
及させていく上でギリギリ限界の時間ではないでしょうか。スポーツが普及するためには
見るものが楽しくなくてはなりません。その楽しさの要素として競技時間というものはと
ても重要な要素なのです。
 ドラフティング許可のレースでは、その展開が単独で走行する場合に比べ、格段に速く
なります。周回コースのばあいには、周回遅れになった選手は失格となり、その時点で競
技を終了しなければなりません。今や、トライアスロンのエリートレースは持久戦ではな
く、完全なスピードレースになっています。
by ffashion | 2006-02-20 00:00
<< 就職活動 私はお散歩が好き。 >>