トライアスロンとファッション

 先週の日曜日、群馬県渡良瀬遊水地にてトライアスロン渡良瀬大会東京都選手権大会が開催され、私も大会副実行委員長として参加してきました。
 当日は30度を越える暑さの中、300名の選手が熱戦を繰り広げました。今年の注目はなんといっても、チームバイキングの今泉奈緒美選手。若手ながら女子トライアスロン、ロングの注目株です。特にバイクでの走りはもう異次元の世界。元トッププロの宮塚英也選手も参戦していましたが、比べてみても遜色のない走りでした。
 当日は、ゴール後暑さの為倒れこむ選手が何人かいましたが、大きな事故もなく無事大会を終了することが出来、ホッとしています。
 ここ数年、選手のウェアを見てみると以前のトライアスロンウェア独特のデーハー(すでに死語!)なものは姿を潜め、比較的地味で単調な色目やデザインのものが主流をしめています。これは自転車にもいえることですが、モノトーンのものや単色使いのものが多いようです。やはり一般のファッションと同じように派手⇔地味、というサイクルをある一定の周期で繰り返されるということが見てとれます。ファッションは変化そのものです。そしてその変化というのは、人間の「飽きる」という感情から生まれてきます。甘いものばかり食べていると辛いものが食べたくなる、騒いでばかりいるとたまには一人で静かなひと時を過ごしたくなる。常に人は変化を求めます。そしてそれが進化につながっていくように思います。
 やっぱり、ファッションっておもしろいなあと感じた大会でした。
by ffashion | 2006-08-07 00:00
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