トライアスロンとファッション

トライアスロン界はオフシーズンですが、スポーツ好きの私は他の競技もとても気になる季節です。全国都道府県対抗駅伝では見事兵庫県が優勝。最終区間では長野県の佐藤悠基選手(東海大)が追い上げましたが結局は2位に終わってしまいました。又、福島県から参加の、あの箱根駅伝で山の神といわれた、今井正人選手(順天堂大)は17人抜きという快挙。平地はそれほどでもないと言われていた前評判を見事はね返した走りでした。
 でもそれ以上に気になった話題はといえば、東京体育館で行われている全日本卓球選手権。卓球と言えば、愛ちゃんこと福原愛選手のことかと思うでしょうが、今回注目は四元奈生美選手。この選手は28歳と決して若いとは言えませんが、今大会のウェアがなんとミニスカート。そしてトップは肩だしルック。はたまた、自分でデザインしたというではありませんか。しかし1回戦では髪に花飾りをつけて厳重注意。彼女曰く、「卓球というと、クライ・ダサイというイメージが強いのでそれをなんとか変えたかった。」とのこと。
 このウェアのデザイン私としては決してイケテルとは思えませんが、今までの常識を変えようとする姿勢。このパワーは本当に素晴らしいと思うのです。中には、「そんな事に頭を使う暇があったら、もっと練習しろ。」という声も聞こえてきそうですが、全日本選手権ですよ、血のにじむような練習をしないで出場できるわけないじゃないですか。同じスポーツをしている者として、このことは声を大にして言いたいのです。自分が勝つことだけではなく、卓球界全体のことを考えるということ、これはなかなか出来ることではありません。勝つ為だけの練習を否定しているわけではなく、色々な事や提案というものを受け入れることのできる器というものが今のスポーツ界には欠けているように思えてなりません。四元選手ガンバレ
PS
 ちなみに四元選手、3回戦では遅刻してイエローカード。4回戦では試合中に注意を受け敗退でした。トホホホホ・・・・・・
by ffashion | 2007-01-22 00:00
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