第93回 「妄想の秋」

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原宿のキディランドの正面は、今まさにハロウィン。ディスプレイのお化け映像がさらにわくわく感を掻き立てますな。このお化けカボチャに思う私。中身は食べて皮はカービングしてランタンにするなんて・・・リサイクル精神なんじゃない?お化けもいい所あるじゃない?と、愛おしさを感じます。お化けと同じくらいいつまでも生き!?続けている物と言えば?アンティーク。さて、今日はこの骨董品がいつでも見られる場所のお話です。
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地下鉄A1の地上すぐ、目の前にある≪骨董街≫。この看板を見たら、また地下に潜ってください。
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日曜・祝日等を除き、夜8時まで開放されています(前まで、夕方5時閉店だったのに)。久し振りにここを訪れ、様々な変化を感じてきました。店の数は少々減りましたが、その分、来客に嬉しいスペースが所々にあり、
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以前ここは喫茶店だったらしく、壁はタイルでモザイク画、窓ガラスは色鮮やかなステンドグラスでしょうか。椅子もクラッシックでJAZZが聞こえてきそうな何ともモダンな造りです。無料で開放されていますが、ご覧のとおり静かな空間でして、さすがの私もせいぜい10分が限界な感じではあります。「せっかく来たんだから、良いものをしっかり見なさい」とこの部屋が言っているのでしょうか?確かにココにあるアンティークは素晴らしい。銀食器一つとっても「いったいどんな貴族が使っていたのだろう?」と、またもや妄想族の血が騒ぎますし、人形の館は(売っている人もまるで人形チック)どこかに連れて行かれそうな怖さがあり・・・実に本物です。目の保養をたっぷりした後は、現実感たっぷりのこちらへどうぞ。
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先程の地下鉄A1から道なりに進んでいくと、パリの街角を思わせるカフェがあります。テイクアウトもOKの気軽さ◎。250円の紅茶を飲みながら、2500万円のガレの壺を思い出し自分の価値観を磨くものまた良しですね。芸術の秋、創作の秋、あなたはどんな秋を過ごしていますか?学生たちは今、Fフェスティバルの作品つくりに一生懸命です。よかったら見に来てください。   ※11月6日はブログお休みです。再開は13日です
by ffashion | 2008-10-30 00:00
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