第102回 「地元ひいき」

成人になられた皆々様、おめでとうございます。晴れ着姿の写真は収めましたか?思い出せば私も、ある意味一生の思い出になる写真を撮りに行きましてね。慣れない振袖に、味のり眉と真っ赤な口紅、付けりゃいいってもんじゃね~だろ!ってくらいの髪飾り「成人って・・・」と非常に違和感。数日後、「加工はサービスですよ♪」と満面の笑みで渡されたアルバムが悪夢の始まりでした。その時からもう既に可笑しな道を歩き始めたような気なします。・・・なんでワイングラスの中に顔が入ってんのよ!「あの写真は、誰にも見せられない絶対に」と、二十歳の誓いをしたのでした。さて、20年は親元でのびのびとぬくぬくと育つわけなのですが、ふる里って所はいつでも子供心に戻れる&心休まる&魂が潤う場所。この正月に、久々の帰郷をして心底実感しました。そう、元旦から断水しようと、スーパーまで車で10分かかろうと、バスは1時間に一本だろうと・・・そのスローな感じがたまらなくイイッ!歳を重ねたせいでしょうか?だんだん地元ひいきになってきた今日この頃です。突然ですが問題です。さて、これはなんでしょう?
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どっかのコンテストで最優秀賞受賞したらしく、
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答えは、せんべい焼き器。南部せんべいはその昔、お出かけ中のお殿様の為に、家来が兜をフライパン替わりにし、小麦粉を練ったものを焼いたのが始まりだとか何とか。
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トッピングは豆類が多く、とっても素朴なおやつです。ちなみに八戸3大スープ!?の『せんべい汁』はトッピングのないものを使用します。もう一つ、豆を使ったもので
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大豆をつぶした甘いおやつ“豆しとぎ”は、各家庭でお婆ちゃんの手で、まるで漬物感覚で作られています。ある朝、お姑さんを持つ姉が「け(食え)」と持ってきてくれました。
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まるで、ねずみ小僧の小判です。世知辛い世の中、人情愛情に嬉しくて泣けてきます(T_T)心が温かくなります。よし、私決めました!今年は『人を喜ばせる』を目標にしようと。それは、きっと自分の喜びにもなるはずだから。今年は多くの人に会い、幸多き素敵な一年にしたいものです(^^♪
by ffashion | 2009-01-15 00:00
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