第115回 「ねぇ、ムーミン」 

久しぶりにカワイイーッ!と思えるキャラクターに出会いました。この歳になって、まさか(;一_一)このキャラクターに心を奪われるとは。。。ある日、東京駅で待ち合わせをしていた時のこと、暇つぶしに大丸デパートに入りまして。ぶ~らぶらと徘徊をし、とうとう10階ミュージアムまで来てしまいました。そこで、開催されていた≪ムーミン展≫。ついつい引き寄せられ、入ってしまいました。
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「お~奥では・・・」の岸田今日子さん(故)が初代声優を務めていた本名:ムーミン・トロール。その容貌を見た人が最初に思うのは、「ムーミンはカバなのか?」ですよね。でも、どうやら架空の妖精だそうで、電話帳位の大きさなんですって。その展示会場に入るとモニターがありまして、ムーミンの誕生エピソードが流れていました。その7分程のビデオでは、愛らしいムーミンのイメージを壊す衝撃の!?事実を知ることになります。誕生した当時、ムーミンは気味の悪い妖怪顔で、鼻の垂れ下がった赤い目の醜い生き物(トロール)だったと紹介しています。ん?ん?人間も赤ちゃんの時に不細工だと大きくなって可愛くなるみたいなことでしょうか?(違います)。で、会場奥まで進んで行きますと、壁面にはインク画が飾られていて、この絵が実に素晴らしい。モノクロの絵なのですがまるで色が付いているかのよう。ユーモアがあって温かさがあり、想像力を掻き立てられます。登場するキャラクター達も、ユーモアたっぷりです。例えば、自由と孤独を愛する旅人(要するにホームレス??)スナフキンとミイは父親違いの姉弟だとか、フローレン(ムーミンの彼女)のお兄さんの頭髪が音楽室で見たバッハみたいだとか、白い奇妙な物体ニョロニョロはまるでごっそり取れた小鼻の角栓みたいだとか・・・(ムーミンファンのみな様、お下劣な表現の数々ごめんなさい)。でも、何だかんだ言っても、展示会場を出た頃にはすっかりムーミンファンになっていました。
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≪ムーミン展≫は、大丸東京店にて5月18日(月)まで開催で~す。疲れた心に潤いを。よかったらぜひどうぞご覧ください。
by ffashion | 2009-05-14 00:00
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