第119回 「涙ちょちょぎれ」 

太郎「今日何してた?」千恵「生きてた」・・・昨年放送されたドキュメント番組での会話です。千恵さんの言葉は、ちゃちなドラマよりよっぽど胸を打ちます。今話題の映画『余命1か月の花嫁』なんだか見る価値ありそうです。
先日、≪余命~≫の2人が式を挙げた北青山にある教会の横を通りまして、
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純粋な青年達。未来の太郎さん目指して!?大きく育ってほしいと密かに思うのでした。
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主人公の千恵さんは、若くして乳がんに侵され亡くなってしまうのですが・・・。さて、世の女性達は、この“乳がん”に対してどれだけの認識があるのでしょう?きっと、新型インフルよりずっとずっと低いハズ。私もその一人でした。でも、今は違います(キッパリ)。と言うのも先日、始めて乳がん検診に行って来まして。今日はその日の出来事を書きたいと思います。
 初めてのレディース・クリニック。予約一ヶ月待ちで検査の日を迎えました。検診は2段階に分かれており、最初は視触診で色・形・しこりがないかを調べます。上半身あらわにして診察台に横になり、左右の乳を調べて頂きます。ここまでは大した事はありません。問題は次。気合いと忍耐のマンモグラフィー(乳房専用レントゲン)撮影です。話には聞いていましたが、痛いの痛くないのって(*_*)!このマンモ、2枚の圧迫板で乳房をギュ~っと挟んで、上下左右と合計4枚撮影するのですが・・・息が止まる程の衝撃です。声は出ず、小指が立ち、足がつりそうになります(思い出してまた胸が痛い)。私のささやかな胸が相当の圧迫を受け、例えれば軽トラに引かれた饅頭状態です(中身が出なくて良かった)。撮影は順調に進み間もなく終了。(よし、これで最後の潰しだぁぁぁ、がんばれ私)と思った瞬間、気が緩んだのか!?思わず吹き出してしまいました。人間って不思議です。我慢の極限まで来ると、笑ってしまうものなんですね(^◇^)。そんな私を見て、先生は「もう少しですから、我慢して下さい(汗)」と励まして下さいまして。「は、はい。ブッ」と、今度はこらえるのに必死なのでした。レントゲン写真を前に、笑顔の先生に「個人差はありますが、痛みが強い方ですね(冷笑)」と、また違った意味の診断をしていただきまして(ってことは、痛くない人も居る?いや、痛がる人が珍しい?)悩む所です。ま、とにかく無事帰宅したのでした(ふぅ~)。ってさんざん書きましたが、マンモ検査は怖いものではありませんので(あしからず)。
早期発見であれば、90%の確率で完治する乳がん。年齢に関係なく、いつ病魔が襲って来るか分かりません。乳がんのみならず、日頃から自分の体にもっと関心を持って、生活習慣の見直しやセルフチェックが必要なのかも。健康だからこそ出来ることがいっぱいある訳ですから。千恵さんが言っていました「明日が来るって奇跡なんだよ」。やっぱり今日も大切に過ごさねばと思う今日この頃なのでした。
by ffashion | 2009-06-11 00:00
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