近いよッ!
インパクト大のこちらはカーラチャクラ父母仏達像。実物はもっと凄いんです。上野の森美術館にて開催中の【チベット展】。 ポスターのキャッチコピーには「誰も知らない神秘のチベット」←「誰にも知られていない」じゃなくて?どんだけ秘密にしてんのよ~と、ワクワク感が倍増します。しかも、密教美術品は日本初公開123点。うち36点が国宝級だと言うから驚きです(@_@;)。そんな大事な仏像などなどを国外に出張させて大丈夫なのか!何かあったら日本VSチベットの争いが(;一_一)と、またまたアホな事を思い巡らし・・・。チベット各地の寺院や美術館からゴソッとかき集めての展覧会は、本当に見応えがありました。 日本の仏像は目が座って・顔立ちがふっくらとし、穏やかでどっしりした感がありますが、外国のそれはやはり異国情緒と言いますか、目鼻立ちがはっきりとし手足は長く、少し攻撃的ではっきりとした印象があります。最初に取り上げた男女の仏像は、煩悩の中での情や色欲を表現しており、体の大きな男性が女性をしっかりと抱きしめ守っているようにも見えます。ただし、男女共に、いろいろな顔を持ち&感情を持っている。けれども、男と女は一つであるみたいな・・・ね。そう言えば、「昔、男と女は一つの生き物だった。だから、相手を探し求めているんだよ」と、誰かが言っていたのを思い出します。さて、話を展示会に戻して。それぞれは皆素晴らしく圧倒されるものばかりですが、その中でも“十一面千手眼観音菩薩立像”は、360度ぐるり鑑賞出来まして感動を覚えます。最後のコーナーには、儀式の際の装束衣裳も数点ありまして、 筋肉と骨のトロンプルイユ(だまし絵)風つなぎ服と、可愛らしい笑顔のドクロのかぶり物。良く見ると、ティアラ風チビッ子ドクロはこれまた骸骨なのに愛らしい。 これらの展示物を見ながら「学生達が見たら、いろんな発想が浮かんでくるんだろうな」と、出来ることなら一緒に見たいなと皆の顔を思い浮かべていました。 たっぷりと堪能した会場を出た後も、路上パフォーマンスが楽しめます。 芸術の秋。忙しい毎日ですが、たまにはのんびり芸術鑑賞はいかがでしょう?ちなみに、チベット展は来年の、1月11日までの開催のようです。さあ、次は何を見に行こうかな!(^^)!と、ワクワクしている今日この頃でした。
by ffashion
| 2009-11-05 00:00
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