とげぬき地蔵

とげぬき地蔵

 毎年、この時期になると恒例なのがとげぬき地蔵参り。何だかんだでもう10年以上通っている。私自身、とげぬき地蔵さんに対して、特別な思い入れはないのだが、母と嫁に付き合っているというところが正直なとこだが、以外にこれが面白い。巣鴨という地域は普段あまり足を伸ばさないのだが、人の混雑振りは原宿にも負けていない。しかし、歩いている人をみるとおばあちゃん、おじいちゃん、そして1つ飛んで又おばあちゃん。今ここにいる人達の平均年齢はいくつなのだろうと、どうでもいいことを考えつつ、まずは身代わり地蔵さまを磨く。しかし、当然のごとく直ぐには磨けない。列にきちんと並ぶわけである。そして、磨いている人を横目で、「早くおわらないかな~」と思いながらじっと我慢をしなければならない。しかし、よくしたもので、並んでいる間も飽きないように列の横には出店があり、お兄さんが必死に商品を売り込む。
「冷えやむくみが一発で解消」「体のゆがみは心のゆがみ」等、ちょっと怪しい雰囲気がこれまたたまらない。そして、無事磨き終わった後は、商店街を右に曲がり、唐申塚をお参り。そして、又地蔵通り商店街を戻りお店めぐり。お店と言っても、原宿のそれとは違います。母様お気に入りのニンニク専門店やら仏具店、そして極め付けが漢方薬専門店。最近は多くの漢方薬専門店がちょっとオシャレな感じになっているが、ここはヤッパリ巣鴨。昔ながらの店構えで、ウィンドーには、埃の被ったスズメ蜂の巣やら蛇の剥製、そしてワニの剥製までディスプレー、いや無造作に置いてある。子供の頃に見た、なんだかわからない怖さの記憶を蘇らせてくれる、凄い店である。もちろん、こんな店に母も嫁も興味は無い。いや~、今日も良いものを見せてもらった。
 ショップリーサーチが終わったら、お腹も空いてきたのでちょっと早い昼食と、地蔵さん並びのいつものウナギやさんへ。ここはちょっと値段が張りますが、本当においしい。でも、八つ目ウナギはその日によってない日もあるのでチェックが必要です。
 みなさんも、ぜひ巣鴨へトライしてください。
by ffashion | 2008-09-08 00:00
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